3色のパプリカを前にして真正面を見ている短毛の大型犬。

犬には、与えるのはよくない野菜があるなかで、、パプリカは与えても大丈夫?と疑問に感じる飼い主もいるかもしれません。

実は、パプリカは与えても大丈夫!

この記事では、パプリカの色(赤・黄・オレンジ)の違いや、ピーマンとの違いを解説しています。

また、食べてもよい量やアレンジレシピを紹介します。

愛犬の食事の選択肢を広げ、むしろご褒美野菜になる可能性を紹介していきます!

この記事を書いた人

犬はパプリカを食べても大丈夫!

「犬にパプリカを与えても大丈夫?」と心配になる方もいるかもしれませんが、結論から言うと、適量を守れば基本的に与えてOKです。

むしろ、パプリカは犬の健康維持に役立つ栄養素が含まれている野菜のひとつ。

ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、免疫力の維持やお腹の調子を整える効果も期待できます。

パプリカとピーマン 両者の違いとは?

赤オレンジパプリカとピーマン

「パプリカとピーマンってどう違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?

見た目や味が似ていて混同しがちですが、実はしっかりとした違いがあります。

両者はどちらもナス科トウガラシ属に属する植物で、トウガラシの仲間です。

しかし、それぞれ大きさが異なる種類に分類されます。

ワン!ポイント ピーマンとパプリカの違い
  • パプリカは大型種で肉厚。辛味はなく、ほんのり甘い味わいが魅力的
  • ピーマンは中型種で果肉が薄い。やや苦みがあるのが特徴

これらの違いを比較した表を以下にまとめました。

項目パプリカピーマン
果肉肉厚薄い
大きさ大きく、ベル型でふっくら小ぶりで細長い
多彩なカラーバリエーション
(赤・黄・オレンジ・紫・白など)
主に緑
(完熟すると赤など)

初めて与えるときのチェックポイントと与え方のコツ

まずはにおいを嗅がせてみて、愛犬が興味を示すようなら、与えてみましょう。

初めて与えるときは少量から始め、食後に皮膚のかゆみ、湿疹、下痢、嘔吐などのアレルギー症状が出ないか様子を観察しましょう。

また、ナス科の植物に含まれる「アルカロイド」という成分には、微量でも消化器に負担をかける可能性があります。

与えすぎは栄養バランスを崩す原因になるため、トッピングやおやつ感覚で少量からスタートするのがおすすめです。

ちぃ

実家の犬はパプリカのにおいにクンクン反応してから食べ始めました。最初ににおいを嗅がせて反応を見るのも一つの方法です!

パプリカを大量に食べた!そんな時はどうする?

パプリカは犬にとって基本的に安全な野菜ですが、「大量」に与えると健康被害のリスクがあるため、少量を守って与えることが重要です。

この下に、体重別の適量を詳しく解説してあります。

もし大量に食べてしまい、体調不良(嘔吐・下痢・けいれんなど)が見られる場合は、速やかに獣医師に相談してください。

犬にうれしいパプリカの栄養とは?赤・黄・オレンジの効果を徹底解説!

パプリカに含まれる栄養素と、犬にとってのうれしい効果とは?

パプリカには、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています

具体的には、βカロテン、ビタミンE、ビタミンC、葉酸、カリウム、ルテイン、カプサンチンなどが代表的です。

これらの栄養素は、適量である場合、犬の体にさまざまな良い影響を与えてくれます。

たとえば、以下のような効果が期待できます。

ワン!ポイント パプリカが与える良い影響
  • 健康な皮膚や被毛をつくる(特にβカロテン)
  • 便通の改善(食物繊維)
  • 抗酸化作用による老化予防

また、赤・黄・オレンジといった色ごとに、栄養価や消化のしやすさに違いがあります。

目的に応じて使い分けると、より効果的に取り入れることができます。

ワン!ポイント 色ごとのパプリカの効果
  • 赤パプリカ:抗酸化作用が高く、βカロテンが豊富
  • 黄パプリカ:ビタミンCが多く、免疫維持に◎
  • オレンジパプリカ:栄養バランスに優れた“いいとこ取り”のタイプ
茶色いゴールデンレトリバーが芝生を走っている

【赤パプリカ】βカロテンでアンチエイジング効果

赤パプリカには、β細胞の老化を防ぎ、皮膚や目の健康維持、免疫力のサポートにも効果的。

甘みが強く、犬にとっても比較的食べやすく、好まれやすい野菜です。

【黄パプリカ】ビタミンCが豊富で免疫サポートに◎

黄パプリカは、ビタミンCの含有量が特に高いのが特徴。

犬は体内でビタミンCを合成できるとされていますが、加齢によりその機能は徐々に低下するともいわれています。

特にシニア期には、外から補うと良いでしょう。

また、パプリカに含まれるビタミンCは比較的熱に強く、加熱調理しても栄養価が損なわれにくいのも魅力です。

【オレンジパプリカ】バランス型!抗酸化&美容サポート

オレンジパプリカは、赤と黄の栄養素をバランスよく含む“ハイブリッド型”

βカロテンとビタミンCをバランス良く補給できるため、健康維持から美容効果まで幅広く活用できます。

皮膚や被毛のケアをしたいときや、日々のトッピング野菜としてもおすすめです。

犬にパプリカを与える量・調理方法・注意点まとめ

犬に与えるパプリカの適量目安とは?体重別の目安量

犬にパプリカを与える際は、体重に応じて適量を守ることが大切です。

ここで紹介するのは、あくまでカロリーを考慮した場合の目安量であり、主食となる総合栄養食の摂取を妨げない程度にとどめましょう。

小型犬/中型犬/大型犬別 目安量まとめ

犬種(体重目安)1日あたりの摂取可能量
1.小型(2~5kg)67g~134g(1個~1.5個)
2.中型(6~15kg)153g~305g(1.3個~2.5個)
3.大型(20~50kg)378g~752g(3個~5個)

※避妊・去勢済みの犬を参考に、体重相応のおやつ(1日の総摂取カロリー目安の1割)として算出

ちぃ

子犬、老犬の場合は体調を崩しやすいため、少量ずつ様子をみながら与えましょう!

パプリカは生でもOK?加熱するならどの方法が安心?

パプリカは生でも与えることができますが、加熱してあげる方が安心です。

加熱することで繊維が柔らかくなり、消化吸収しやすくなるため、特に小型犬や子犬、高齢犬には蒸す・茹でる・焼くといった方法がおすすめです。

また、与える際はヘタと種をしっかり取り除き、細かく刻んでから与えましょう。

犬用パプリカレシピ3選(簡単&栄養バランス◎)

パプリカを使った簡単で栄養満点な犬用レシピを3つご紹介します。

ワン!ポイント アレンジレシピの一例
  • パプリカ入り手作りドッグフード

 → 野菜や雑穀と組み合わせて、栄養バランスを整えた一皿に。

  • パプリカと鶏むね肉の蒸し煮

→ 高たんぱく・低脂質で、消化にもやさしい組み合わせ。

  • パプリカとブロッコリーのスープ

→ ビタミンや水分補給にぴったりのやさしいスープ。

パプリカとブロッコリーのスープ

犬にパプリカを与えるときの注意点とNG例

パプリカは基本的に安全な野菜ですが、与え方や調理法によっては危険になることもあります。

ワン!ポイント 〜避けたい調理例・組み合わせ〜
  • にんにく・玉ねぎと一緒に調理(中毒リスクあり)
  • ハム・ソーセージなどの加工品(添加物・塩分が多すぎる)
  • 人間の惣菜や冷凍食品(犬向けでない調味料がNG)

 体調面のリスクもあります。初めて与える際にアレルギー反応や下痢・嘔吐が出ることも。

持病(特に腎臓病や膵炎)がある犬は、かかりつけ獣医に相談を。

与えた後はしっかり様子を観察し、何か異変があればすぐに中止しましょう。

まとめ 犬にとってパプリカは“ご褒美野菜”になる可能性を秘めている

パプリカは、ビタミンや食物繊維など、健康をサポートする成分がたっぷり含まれています。

ただし、安全だからといって、たくさん与えてOKというわけではありません。

与える量・頻度・調理方法に気をつけることが大切です。

特に初めて与えるときは、少量から様子を見て、体調の変化がないかしっかり確認しましょう。

大切な愛犬の健康を守るために、パプリカを少し取り入れ、愛犬の“ご褒美野菜”にしてみてはいかがでしょうか。

 この記事の監修者

鮎川 多絵 (愛玩動物飼養管理士2級・ライター)

東京都出身。1986年10月生まれ。趣味は映画鑑賞・1人旅・散歩・動物スケッチ。
家族は保護犬1匹保護猫2匹(+空から見守る黒うさぎのピンキー)。

犬と私
子供の時からイヌ科動物が大好きでした。戸川幸夫氏の「牙王」で狼犬に憧れ、シートン動物記で「オオカミ王ロボ」に胸を打たれました。特に大きな犬のゆったりとした雄姿には目を奪われます。保護犬と保護猫の飼育経験から、動物関連の社会問題、災害時のペット同伴避難について意識を向けています。

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資格
愛玩動物飼養管理士2級 防災コーディネーター 学芸員 登録日本語教員

この記事を書いた人

ちぃ

横浜京急沿線生まれ。
現役の漢方薬剤師として人々の健康をサポートする一方で、日本各地の美しい風景や鉄道写真に魅せられ、カメラを片手に旅をしています。
この活動は、まさにトラベルフォトグラファーのように、日本の素晴らしさを伝え、人々が笑顔で健康に過ごせる社会を目指す、私自身の挑戦です。趣味も仕事も全力で楽しむため起業し、食と旅、そして健康をテーマにしたイベント事業を展開中。OL時代やカフェ経営で培った「人々に価値を届ける」多角的な視点は、日本の魅力を紡ぎ、読者の心に響くコンテンツライターとしての活動にも繋がっています。

大型犬といえば、ラブラドール。隣家やいとこが同時期に飼っており、ドアの前でしっかりと守ってくれた頼もしい番犬でした。いとこのラブラドールは、靴を運ぶ仕草がなんとも愛らしく、その大きな体格には頼もしさも詰まっていました。
そして、もう一匹の愛しい家族、我が家のジャックラッセルテリアのミックス犬。賢く穏やかで、聞き分けのよい奇跡の子。その子が旅立った今も、存在そのものが愛おしいです。父が、かつてその子に話しかけていたように、しゃべるお掃除ロボットに語りかける姿を見ていると、愛犬が残してくれた温かさを感じます。いつかまた新しい家族を迎えられる日を心待ちにしています。

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