
気温が高くなってくると蚊が活発になり、刺される人も多いですよね。
犬はモフモフの毛に覆われているから安心!と思いきや、犬も人と同じように蚊に刺されるんです。
犬が蚊に刺されたらどうなるのか、知らない人も多いのではないでしょうか?
蚊に刺された際のリスクや対策や対処法などを徹底解説しちゃいます!
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1.犬は蚊に刺されるとどうなる?

犬が蚊に刺されると、人と同様に刺された箇所にかゆみや炎症が生じます。
特にお腹や足の裏、口や目周りといった毛が生えていない箇所は刺されやすいです。
刺された箇所を異様に気にしていたり、患部が目視で分かるくらい腫れあがっている場合は、怪我や病気の可能性があるためかかりつけの動物病院で受診してもらいましょう。
2.蚊に刺された際に生じる代表的な病気

①フィラリア症
フィラリア症とは、蚊によって媒介される寄生虫疾患です。
犬糸状虫症(いぬしじょうちゅうしょう)とも呼ばれ、フィラリアと呼ばれる寄生虫によって引き起こされる病気です。
重症化すると、犬の体内でフィラリアが成長し、咳や呼吸困難、腹水貯留(ふくすいちょうりゅう)などの心不全のサインを引き起こし、最悪命に関わる非常に危険な病気です。
しかし、毎月1回の予防薬を飲むか、年に1回の注射により予防することが可能です。
きちんと予防をしていたらフィラリア感染率はほど100%防ぐことができるため、犬を飼ったらフィラリアの予防接種を徹底するという認識でいた方が良いでしょう。
②蚊刺過敏症(ぶんしかびんしょう)
犬が蚊に刺されると、人と同様に刺された箇所が赤く腫れかゆみが生じますが、数日たっても赤みが引かなかったり、目に見えて炎症している症状を蚊刺過敏症と呼び、「蚊アレルギー」と言われることもあります。
リンパ節が腫れたり、 下痢の症状が出る場合もあるので、蚊に刺された直後だけではなく、数日間は愛犬の体調をよく観察しましょう。
③アレルギー皮膚炎
蚊の唾液に含まれる成分がアレルゲンとなり、強いアレルギー反応を引き起こすことがあります。
アレルギーの症状としては、局所的な赤みや腫れ、全身の蕁麻疹の他、ごく稀に蚊に刺されたことによりアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。
患部を痛がっていたり呼吸困難のような発疹が出た場合は、速やかに動物病院で診察を受けましょう。
3.蚊に刺されないための対策
蚊に刺されないためには、人と同様に虫よけスプレーが効果的ですが、市販の物は犬には刺激が強すぎる成分を含まれているため、使用しない方が良いでしょう。
犬が舐めても安全な成分のみ使用されているペット用の虫よけスプレーや防虫効果のあるドッグウェアも販売されているのでおすすめです。
また、ハーブやアロマオイルを使用することも虫よけに効果的です。
| ハーブ | カモミール、ローズマリー、パセリ、ナツシロギク etc. |
| アロマオイル | ユーカリレモン、ゼラニウム、シトロネラ、レモングラス etc. |
| ハーブ | ジャスミン、ヨモギ、マリーゴールド etc. |
| アロマオイル | アニス、オレガノ、ウォームシード、クローブ etc. |
4.蚊に刺された時の対処法

愛犬が蚊に刺されたら、以下のことに注意しましょう。
- 患部を清潔な水で洗い流す
- 冷やしたタオルや保冷剤で患部を5〜10分冷やす
- 患部を舐めさせない
また、しばらく安静にしていれば刺された箇所のかゆみや不快感が緩和する場合があるので、慌てず様子を見る必要があります。
繰り返しになりますが、蚊に刺された箇所が腫れあがったり、愛犬が患部を異様に気にする仕草をしていた場合は、すぐに病院を受診しましょう。
5.まとめ

いかがでしたでしょうか?
犬はモフモフの毛に覆われているため人よりも蚊に刺されづらいですが、全く刺されないわけではないので、対策や予防が大切ですね!
可愛い防虫ウェアや良い香りの犬用アロマオイルもたくさん販売されているので、お散歩やお出かけの参考にしてくださいね。
この記事の監修者

吉田萌 (NPO法人ドッグトレーナー2級)
国際動物専門学校 しつけ・トレーニング学科卒。
噛み・吠え癖の酷い元保護犬のビーグルを里親に迎えた事をきっかけに『褒めてしつける』を念頭に活動。 自身の経験を活かし、しつけイベントにて飼い主に寄り添ったトレーニング方法を指導。 ナチュラルペットフード・栄養学の知識にも精通。保有資格はNPO法人ドッグトレーナー2級の他に、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級など。
資格
NPO法人ドッグトレーナー2級、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級
