
たくさん運動した後や夏場でも愛犬がお水を飲んでくれない!という悩みを抱えている飼い主さんはいらっしゃいませんか?水分補給の際に気を付けるポイントや対策、水分補給の代わりになる手作りレシピなどを詳しく解説しちゃいます!
この記事を書いた人
モネ
埼玉県生まれ。大の犬好きで保護犬を里親に迎えてから保護活動に興味を持ち、ボランティアにも積極的に参加中。BIGDOGLUCK以外でのペットメディアライターの経験あり。
幼い頃から大型犬と暮らしており、映画『ドクタードリトル』を観て大人になったら動物を話せるようになると本気で信じていた。一番好きな犬種はビーグル。
犬の水分補給にはどんな効果がある?

犬は汗腺の構造が人間と違うので、汗をかいて体温を下げることができません。『パンティング』といわれる呼吸様式で熱を逃すことにより体温調節をしていますが、水分補給によっても体温調節が必要です。
犬は体の60〜70%が水分で占められており、水分補給は血液や唾液などの体液をつくる役割や、老廃物を排出する代謝機能の役割もあります。
体内の水分の15〜20%が失われると、生命の危機が生じるといわれているため、こまめな水分補給が必要となります。
| 体重 | 1日に必要な水分摂取量 |
|---|---|
| 1kg | 50~70ml |
| 3kg | 150〜210ml |
| 5kg | 250ml〜350ml |
| 7kg | 350ml〜490ml |
| 10kg | 500ml〜700ml |
| 15kg | 750ml〜1050ml |
| 20kg | 1000ml〜1400ml |
| 30kg | 1500ml〜2100ml |
※計算式は「犬の体重(kg)×50〜70ml」を参考にしています。
犬の水分補給は何に注意すべき?

エアコンによって適温になった室内では、体温変化が少なく喉が乾きにくいため、飲水量が減ることがあります。そのため、知らず知らずのうちに熱中症や脱水症状になってしまう危険があります。
特に、フレンチブルドッグやパグなどの短頭種は、鼻が短く口腔の面積も狭いので呼吸がしづらく、暑さにも弱いため、熱中症になるリスクが高い犬種です。こまめな水分補給を心がけましょう。
水には硬度という基準があり、硬度が100以下は軟水、300以上が硬水とされております。犬にミネラルウォーターを与える際は軟水を選びましょう。
しかし、ミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルが含まれているため、尿路結石や消化器症状などを引き起こす可能性があります。
そのため、犬に軟水のミネラルウォーターを与えても問題はないですが、少ない量にするか、なるべく水道水を飲ませるようにしましょう。
犬が水を飲まない時の対策

①ドライフードに水を加える
ドライフードに少量の水を加えることによって、ドライフードと水を別々に与えるよりも効率よく、より多くの水分を摂取させることが可能です。
②水に味を加える
水に粉末のヤギミルクを加えるのもおすすめです。ヤギミルクは栄養価が高く、牛乳よりも消化しやすく胃腸に優しいため、パピーやシニアにも最適です。
③ウェットフードを与える
ウェットフードの水分量は70〜80%程度といわれており、10%以下のドライフードよりも、はるかに水分量が多いです。
ただし、開封後は保存がきかないため、すぐにご飯を完食しない犬には向いていません。
ドライフードのトッピングとしてウェットフードを与えるのもおすすめです。
④こまめに水を取り替える
犬がお水を飲まない理由として、お水が汚れている可能性があります。
犬の口回りはフードやほこりで汚れていることが多いので少なくとも一日一回以上(夏場などの暑い時期は一日二回以上)は食器を洗い、常に新鮮できれいなお水を与えましょう。
水分補給の代わりになる手作りレシピ
水分補給の代わりになる手作りレシピを二つ紹介します!
トマトと豆腐の冷製スープ

材料
- トマト:1個
- 豆腐:30g
- オリーブオイル:小さじ1/2
作り方
- トマトのへたを取り、ザク切りにします。
- ミキサーにトマトと豆腐をいれ、なめらかになるまでペーストします。
- 器に盛り付け、オリーブオイルをたらしたら完成です。
犬用いちごミルク

材料
- いちご:4個
- 犬用ミルク:100ml
作り方
- いちごのへたを取り、果肉がのこる程度にフォークでつぶします。
- 犬用ミルクと①を混ぜ合わせます。
- 器に盛り付けたら完成です。
まとめ

いかがでしたでしょうか?たくさん運動した後や夏場だけでなくても、年中こまめな水分補給が必要になります。
愛犬が水を飲まないとお悩みの飼い主さんは、対策方法や手作りレシピをぜひ参考にしてみてくださいね!
この記事の監修者

吉田萌 (NPO法人ドッグトレーナー2級)
国際動物専門学校 しつけ・トレーニング学科卒。
噛み・吠え癖の酷い元保護犬のビーグルを里親に迎えた事をきっかけに『褒めてしつける』を念頭に活動。 自身の経験を活かし、しつけイベントにて飼い主に寄り添ったトレーニング方法を指導。 ナチュラルペットフード・栄養学の知識にも精通。保有資格はNPO法人ドッグトレーナー2級の他に、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級など。
資格
NPO法人ドッグトレーナー2級、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級

