
▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
一説では、純血種の中で最も古い犬種であるとされるアフガン・ハウンド(以下「アフガンハウンド」という)。
絹のような長い毛並みや、流線型の体が生み出す高いスピードとパワーなど、数多くの魅力を兼ね備えています。
「アフガンハウンドってどんな犬?」
「ノアの箱舟に乗った犬ってどういうこと?」
「飼うのは大変?」
本記事ではそんな疑問にお答えすべく、アフガンハウンドの歴史、大きさや性格などの特徴、そして実際に飼う際に知っておきたいお手入れ方法や注意点まで、詳しく解説していきます。
この記事を書いた人
沼田花香
北海道出身のライター。元病棟看護師。
舞台俳優やモデルなど、表現者としてエンタメシーンにも携わってきた。美味しいものが大好きな辛党。「自利利他」がモットー。
シェルティを愛しています。憧れの大型犬はシベリアン・ハスキー、サモエド、ジャイアントシュナウザー。犬以外では羊、猫、馬が好き。将来の夢は羊飼い。
アフガンハウンドってどんな犬?
基本情報

▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
アフガンハウンドはアフガニスタンが原産の犬種です。絹(シルク)のように細く、滑らかでつやのある被毛は「シルキーコート」と呼ばれ、気品や風格を感じさせます。[1][2]
犬種名:アフガンハウンド(Afghan Hound)
原産国:アフガニスタン

原産国:アフガニスタン
分類:大型犬
体高:約63~74cm

体高=地面からき甲部(肩甲骨の上端部)までの垂直距離
体重:約23~27kg
被毛:長毛種/シングルコート(抜け毛は少ない傾向だが、絡まりやすくケアが重要)
毛色:ブラック、ブルー(銀灰)、クリーム、白、銀などのあらゆる色

毛色の例:左からブラック・ブルー(銀灰)・クリーム・白・銀
柄:マズル(口吻)から顔周りにかけて黒くなる「ブラックマスク」、顔周りが白い「ドミノ」、地の色に他の色が満遍なく混じった「ブリンドル」など多様
平均寿命:およそ12~18年
その他の特徴:サイトハウンド(視覚ハウンド)=優れた視覚と走力で獲物を追跡・捕獲する狩猟犬/リングテール(リング状に巻いたようなしっぽ)

リングテール(リング状に巻いたようなしっぽ)
似ている犬種:ボルゾイ(ロシア原産/大型のサイトハウンド)

似ている犬種:ボルゾイ(ロシア原産/大型のサイトハウンド)
[1] 一般社団法人ジャパンケネルクラブ「アフガン・ハウンド」をもとに執筆者作成。
[2] アメリカン・ケネル・クラブ「Afghan Hound – Dog Breed Information」をもとに執筆者作成。
アフガンハウンドの歴史 ~「ノアの箱舟」に乗った犬~
古代の神話に登場する「ノアの箱舟」をご存じでしょうか。

昔々、創造主は人の悪が地上に増え広がったことを悲しんで、神を信じる正しい人「ノア」と、その家族以外を洪水で滅ぼす決意をしました。
洪水が起こる前、ノアは命じられた通りの大きな箱舟を造ります。周囲の人々にも警告し罪を改めるように説得を試みましたが、誰もノアの言うことを信じませんでした。
大洪水の時、ノアは家族と動物たちを連れて箱舟に乗り込み、サバイバーとなりました。

ノアの箱舟は長さ約135m、幅約22.5m、高さ約13.5mで、3階建ての大型船だったそうです。
箱舟には地球上にいる全種類の動物が1つがい(=2匹)ずつ乗ったとされ、犬の中で唯一乗り込んだ犬種がアフガンハウンドだったといわれています。
アフガンハウンドは頑丈かつ足の速い獣猟犬であるため、古くからアジアの山岳王国の王族、部族長、貴族らのステータスシンボルだったという歴史もあります。1900年代初頭からはイギリスの上流階級に好まれる犬種となりました。
現存する最古の犬種ともいわれており、ピラミッドや古墳の壁画、パピルスなどにもアフガンハウンドらしき犬の存在が認められています。

▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)

アフガンハウンドの美しい被毛やたたずまい……。かつて王侯貴族のステータスシンボルとされたのも納得の気品ですね!
日本ではどのくらい珍しい犬種なの?
血統証明書の発行を行う一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が公表した「犬種別犬籍登録頭数」によれば、2025年のアフガンハウンドの新規登録数はわずか56頭のみでした。[1]
1月~12月までの1年間にジャパンケネルクラブの血統データに新規に血統登録され、血統証明書が発行された犬の頭数のことです。1年間分の登録頭数しか日本にいないということではありませんが、アフガンハウンドの平均寿命が12~18年ほどであることや、例年の登録数を加味すると、国内に多くは存在していないことが分かります。
なお、参考までに2025年の犬種別犬籍登録頭数が最多だったのはプードル(トイ~スタンダードを含む)で69,342頭、次いでチワワが46,221頭、ダックスフンドが30,615頭でした。
もっと知りたい!アフガンハウンドの特徴
ここからはより詳しく、犬種の特徴や性質についてご紹介していきます。

▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
アフガンハウンドの性格【独立心が強い】
ハウンド犬はどう猛な獲物を追う獣猟犬であるため、勇猛な気質を持つ傾向にあります。
アフガンハウンドは狩猟においてその場に応じた判断が求められてきたことから、自分の意思や独立心が強く、服従性が低い犬種といわれています。性格的にしつけやトレーニングの難易度が高い傾向が強く、子犬の頃から根気強く訓練することが重要です。
上記の性質を持ちながらも、普段は穏やかでマイペースな性格の持ち主でもあります。プライドが高く、時にはそっけない態度を取ることから「猫みたいな犬」と評されることもあるようです。
子どもに対しても温和に接しますが、マイペースゆえに一緒に遊ぼうとすることは多くない傾向です。
一方、信頼できる相手には愛情深く、陽気で、忠誠心も持ち合わせています。
主に獣猟犬(じゅうりょうけん/イノシシやシカ、ウサギなど、小動物から大型動物までを含む獣をターゲットとした狩猟犬)のこと。大きく分けて、視覚に優れた「サイトハウンド(視覚ハウンド/Sighthound)」と、嗅覚に優れた「セントハウンド(嗅覚ハウンド/Scenthound)」の2種類があります。
アフガンハウンドの特徴と身体能力
アフガンハウンドが持つ絹のような被毛は美しいだけでなく、山岳地帯の厳しい気候から身を守る役割を果たしてきたほど機能的にも優れています。
被毛の下にはしなやかで力強い体が隠れており、長時間の狩猟に耐えられる体力や機敏な動きを誇ります。
彼らの大きな肉球は過酷な地形において衝撃を和らげる役割を果たしてきました。
空気抵抗の少ない流線型の体や抜群の脚力を持つほか、獣猟犬の中ではサイトハウンド(視覚ハウンド)に分類され、270度の視野と1km先の動きを察知する優れた視力も兼ね備えているといわれています。
犬の被毛は1層構造の「シングルコート」と2層構造の「ダブルコート」に分類されます。シングルコートは「オーバーコート」と呼ばれる単一の毛から構成されており、抜け毛が少ない一方で通常は寒さに注意が必要です。ただし、アフガンハウンドはシングルコートでありながらも寒さに強いという特徴があります。

▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
アフガンハウンドの大きさ(子犬・成犬比較)
アフガンハウンドは、体高約63~74cm、体重約23~27kgの大型犬です。
長い被毛が特徴的な彼らですが、子犬の頃は実はこんな姿をしています。
犬のサイズを示す「小型犬・中型犬・大型犬」といった区分には、実は明確な定義がありません。大型犬に分類される一般的な目安は、体高約60cm以上、体重約25〜40kgとされています。


▲牙(ファング)くんのパピー期①(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
まだ被毛が短く、成犬の外見とはかなり異なる印象ですよね。
徐々に成長していくと……


▲牙(ファング)くんのパピー期②(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
被毛が伸びてきているのが分かります。体もぐんぐん大きくなっていますね。
ぬいぐるみのようにふわふわとしていて愛らしいです。

▲成犬に成長した牙(ファング)くんの姿(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
成犬まで成長した姿はこんなにもエレガント!成長に伴う外見の変化が大きいため、育っていく過程を見守る楽しみや感動もこの犬種ならではかもしれません。
アフガンハウンドの飼育ポイント
アフガンハウンドは魅力的な犬種である一方で、以下の観点から初心者には不向きと言わざるを得ない犬種です。
- 大型犬である(飼育スペース、フードやケアにかかる費用、運動量などの確保が必要)
- 特に長い被毛のケアには時間、手間、コストがかかる
- 自立心が強く、しつけやトレーニングの難易度が高い
- サイトハウンドならではの特性(とっさの飛び出しや運動欲求など)を理解する必要がある
反対に犬の飼育経験があり、お世話や手間をかけることを楽しめる人、時間・体力・金銭的な余裕がある人には良きパートナーとなり得る犬種といえるでしょう。
ここでは実際の飼育のポイントや注意点をご紹介します。
しつけは根気強く
アフガンハウンドは独立心の強さゆえに服従性が低く、頑固な傾向があります。
大型犬、特に獣猟犬は非常にパワフルであり、制御が不十分だと危険です。
思わぬけがや事故を予防するため、飛びつき・飛び出し・リードの引っ張り・甘噛み防止などの訓練に取り組みましょう。
健やかで自信に満ちた犬として安全に成長するためにも、子犬の頃から辛抱強くしつけを行い、社会化訓練を進める必要があります。
犬をさまざまな刺激(人・犬・音・物など)に触れさせることで社会に順応する力を養い、安心して過ごせるようにすることです。犬は経験によって生涯社会化を続けますが、特に生後3~14週間の「社会化期」に体験したことには順応しやすい傾向があります。

▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
トイレトレーニングは生後2ヵ月頃からが目安です。
旅行先や高齢化した際に困ることがないよう、ペットシーツでの排泄も覚えさせましょう。成長に合わせて、排泄量の多さや体の大きさに適したペットシーツを選びます。
また、長い被毛には排泄物が付着しやすいため、オスでも座って排泄をするようにしつけると飛び散らず、ケアの負担が軽減できますよ。
「マテ」「オスワリ」「フセ」など、基本的なコマンドの訓練は生後3ヵ月頃からが目安です。
しつけをする際は過度に叱る・体罰を与えるなどの接し方は厳禁です。名前と恐怖をリンクさせてしまう恐れがあるため、名前で叱ることも避けましょう。「ダメ」や「ノー」など、短く分かりやすい単語で冷静に声掛けをするのがポイントです。
正しいことをしたときには笑顔で喜び、明るい声のトーンで褒めてあげます。時にはおやつなどのご褒美を上手に使ってポジティブにトレーニングを進め、信頼関係の構築を目指しましょう。
自分の興味や判断を優先しがちなアフガンハウンドのしつけは容易ではありませんが、じっくりと向き合うことが重要です。
必要な運動・食事・環境
アフガンハウンドに必要な運動量、食事量、環境については以下の通りです。[2]
| 運動 | ・お散歩:1日2回、各1~2時間ほど ・週に数回、全力で走れる機会があることが望ましい |
| 食事 | ・フードの与え方:子犬は3~5回/日、成犬は2回/日が基本 ・ライフステージに合わせたフードを計量して与え、肥満に気を付けること ・1日の摂取カロリーのうち、犬用のおやつは1~2割程度まで(おやつを与えた分、主食のカロリーを減らすこと) ・食事の前後1~2時間は運動を控え、一度に大量のフードを摂取させないよう注意すること(後述の命に関わる疾患「胃拡張捻転症候群(GDV)」予防) |
| 環境 | ・暑さが苦手なため、室内飼育かつエアコンなどで温湿度を管理すること ・ジャンプ力があるため、外で運動させるときは高い柵がある場所を選ぶこと ・滑りやすい床にはマットを敷くなどの対策をすること |
お手入れ方法

▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
アフガンハウンドに必要なケアの頻度やポイントは以下の通りです。[2]
| お手入れ | 頻度 | ポイント |
|---|---|---|
| ブラッシング | 毎日 | ・細く長く絡まりやすい毛質 ・ブラシやコームを通す際にはグルーミングスプレーの使用がおすすめ |
| トリミング | 月に1回を目安に | ・毛玉や絡まりを放置すると皮膚トラブルの原因に。定期的なトリミングが必要 |
| 歯磨き | 毎日(少なくとも2日に1回) | ・歯周病に注意すること |
| 爪切り | 2週間に1回を目安に | ・伸びた爪でけがをしないよう、定期的なチェックとカットをすること |
| シャンプー | 1~2週間に1回を目安に | ・長い被毛に埃が付いたり皮膚が蒸れたりしやすいため、こまめなケアが必要 |
| 耳のケア | 月に1~2回 | ・垂れ耳のため、通気性が△ ・耳のトラブルを予防するため、清潔で乾燥した状態を保つこと ・見える範囲の汚れは柔らかい布や脱脂綿、洗浄剤(イヤーローション)を使用して拭き取ること |
お手入れの中でも特に重要なのが、やはり被毛のケアです。毎日15分程度のブラッシングを行う、お散歩の後には軽くコームを通して埃を落とすなど、こまめにケアをすることで美しく健康な被毛をキープできます。
なお、犬用のブラシにはさまざまな種類があります。

犬用ブラシの主な種類(左から)スリッカーブラシ・コーム・獣毛ブラシ・ピンブラシ
アフガンハウンドの日常のケアにおいては、ピンブラシとコームが活躍するでしょう。
ピンブラシは汚れを払い、毛流れを整えてつやを出します。コームはブラッシングの仕上げとして使用し、取り切れなかった抜け毛を除去するほか、毛玉やもつれのチェック、毛流れを整えるといった効果があります。
寿命とかかりやすい病気
アフガンハウンドの平均寿命はおよそ12~18年といわれています。
気を付けたい病気は以下の通りです。[3]
| 股関節形成不全 (こかんせつけいせいふぜん) | 股関節の形態的な異常の状態を指す。大型犬に多い疾患の一つ。以下に示すような不自由な足取りが特徴だが、症状が見られない場合もある。発症の要因は70%が遺伝的要因、残りの30%は肥満をはじめとした環境要因である。 【違和感チェック】 ・後肢を同時に着けて走るうさぎ跳び歩行・腰振り歩行・お姉さん座り(崩れた座位) ・走るのを嫌がる ・散歩の途中で座り込む ・ジャンプをしなくなる など |
| 胃拡張捻転症候群 (いかくちょうねんてんしょうこうぐん/GDV) | 胃が膨張し(通常は食物とガスで膨張)、軸を中心にねじれてしまう(捻転)疾患。食事を一度に大量摂取したり、食後30分以内に激しい運動をしたりすると発症リスクが高まる。食事内容や給与回数に配慮し、消化器官への負担を避けること。解剖学的な異常などが原因で起こる場合も。アフガン・ハウンドのような胸が深い大型犬に好発する。拡張した胃に圧迫されて血液の循環が妨げられるため、不整脈・ショック・胃壁や脾臓の壊死などが起こる。緊急の医療処置が必要なため、疑わしい症状が見られた場合は様子を見ずに受診すること。 【違和感チェック】 ・吐きたそうにするけど吐けない ・腹部の膨張 ・過剰な流涎(よだれ) ・呼吸困難 ・ぐったりとする など |
| 拡張型心筋症 (かくちょうがたしんきんしょう/DCM) | 心臓の筋肉が弱くなり、心室が拡大してしまう疾患。大型〜超大型犬種に好発する。詳しい原因は不明だが、栄養、感染、遺伝的素因などが関係しているとされる。早期発見が重要。治療は薬物療法が中心。 【違和感チェック】 ※初期段階では目立った症状が見られないことも。 ・運動時の息切れ ・疲れやすい ・咳 ・食欲不振 ・体重減少 ・お腹が膨らむ(腹水貯留) |
| 甲状腺機能低下症 (こうじょうせんきのうていかしょう) | 甲状腺が委縮することで分泌される甲状腺ホルモンの濃度が低下し、さまざまな症状を引き起こす疾患。成犬の甲状腺機能低下症では大半が甲状腺そのものに異常がある原発性要因とされている。 【違和感チェック】 ・元気消失 ・神経症状:姿勢反応の低下(四肢のふらつき、姿勢を正せない)、斜頸(頭が片方に傾く)、顔面神経麻痺(まぶたが閉じない、口唇が下がる、よだれが出る)、嗜眠(寝てばかりいる)、昏睡(意識障害) ・皮膚症状:皮膚の肥厚、脱毛、脂漏・落屑(皮脂やふけ) ・低体温 ・肥満 ・徐脈 ・メス犬の無発情 など |
| 乳び胸 (にゅうびきょう) | 「乳び(にゅうび)」と呼ばれるリンパ液が胸水として溜まり、正常に肺が膨らまずに呼吸が苦しくなる疾患。原因不明の場合が最多だが、外傷や他の疾患が引き金となるケースもある。アフガン・ハウンドに好発する。 【違和感チェック】 ・呼吸促迫 ・食欲低下 ・嘔吐 ・咳 など |
| 若年性白内障 (じゃくねんせいはくないしょう) | 目が濁り、視力低下につながる眼疾患。白内障は主に加齢・遺伝・外傷・他の疾患によって起こるが、特に6歳未満で発症するものを若年性白内障と呼ぶ。手術で治療が可能。 【違和感チェック】 ・片目または両目の水晶体が濁っている、不透明 ・視力が低下している など |
| 進行性網膜萎縮 (しんこうせいもうまくいしゅく/PRA) | 眼の網膜が進行性に変性し、失明に至る遺伝性の眼疾患の総称。瞳孔が散大し、眼底がきらきらと輝いて「ビー玉のような瞳」に見える。 【違和感チェック】 ・瞳の外観がきらきらとしてビー玉のよう ・暗闇での外出を嫌がる ・不器用さが増す ・初期症状として夜盲症、白内障 など |
| 外耳炎 (がいじえん) | 外耳(耳介から鼓膜までの部分)の皮膚に炎症が起きる疾患。湿気・異物・細菌・真菌・寄生虫・アレルギーなどが原因となる。発症には、体質、垂れ耳・耳道に毛が多いなどの犬種的素因が大きく関係する。正しいお手入れとこまめな観察を行い、耳を清潔に保つことで予防が可能。 【違和感チェック】 ・首を振ったり傾けたりする仕草 ・後肢で耳をかく仕草 ・耳の赤み・悪臭・耳垢の増加 など |
[3] NPO法人(特定非営利活動法人)日本動物遺伝病ネットワーク「特定非営利活動法人日本動物遺伝病ネットワーク」をもとに執筆者作成。
アフガンハウンドを家族に迎えたいあなたへ

▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
ここまでアフガンハウンドの魅力や、飼育における大変なポイント、注意点などについてお伝えしてきました。
本記事に数々の素敵なお写真を提供してくださった牙(ファング)くんの飼い主さん(Instagramユーザー/@gallop0113)より、飼育を検討している方に向けたメッセージを頂きましたのでご紹介いたします。
アフガンハウンドの飼育に関心がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アフガンハウンドは(服従性の低さから)「バカな犬」と誤解されることもありますが、自立心が高くとても賢い犬種です。人の言うことをそのまま聞く賢さではなく、自分で考えて行動する賢さがあります。
シャンプーは週に1回~2週に1回程度で、サロンでの定期的なお手入れのほか、自宅でのケアも必要です。
運動量もたくさん必要になるため、時間に余裕がある方に向いています。
優雅で大人しそうに見えますが、狩猟犬なのでスイッチが入ったときはとってもやんちゃ♡
被毛の手入れや運動面などはとても大変ですが、その何倍もの癒しを与えてくれる犬種です🐶
まとめ
さて、アフガンハウンドの特徴や魅力をたっぷりとご紹介してきましたがいかがでしたか?
家族としてお迎えする場合は入念な下準備や、生涯を共にする覚悟が重要になります。
しつけの難易度の高さや被毛のお手入れの手間についても触れてきましたが、こういった特徴を含めて丸ごと愛せる飼い主さんであれば、幸せなドッグライフを手にすることができるはずです。
本記事を通じて彼らの美しさや魅力を知り、理解や関心を深めていただけたなら幸いです!

▲牙(ファング)くん(ご提供:Instagramユーザー/@gallop0113様)
この記事の監修者

吉田萌 (NPO法人ドッグトレーナー2級)
国際動物専門学校 しつけ・トレーニング学科卒。
噛み・吠え癖の酷い元保護犬のビーグルを里親に迎えた事をきっかけに『褒めてしつける』を念頭に活動。 自身の経験を活かし、しつけイベントにて飼い主に寄り添ったトレーニング方法を指導。 ナチュラルペットフード・栄養学の知識にも精通。保有資格はNPO法人ドッグトレーナー2級の他に、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級など。
資格
NPO法人ドッグトレーナー2級、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級


